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05 PIANO
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05 PIANO :Maurice Ravel

Maurice Ravel 仏(1875-1937)

パリ音楽院に14歳で入学。作曲をフォーレに習う。 作曲家の登竜門、Prix de Romeに3度も落ちる事で、 4度目の参加を禁止される。第1次世界大戦では、救急車の 運転手として戦場に駆り出された。その後行った アメリカツアーでガーシュインに大きな影響を与える。 フランスで脳腫瘍のため息を引き取る。

印象派のドビュッシーと同じように、サティ、シャブリエの 影響を強く受けた彼だが、リムスキー・コルサコフ、リストのピアノ曲 にも影響を受けた彼は、印象派とはまた違う、古典的な ハーモニーやモードをベースとするネオ・クラシズムの道を開ける。


主な作品

オーケストラ
Rapsodie espanole (1907)
Bolero (1938)
Concerto for piano (left hand) and orchestra (1931)
Concerto for piano and orchestra in G (1931)

室内楽
string quartet (1903)
Piano Trio (1915)
Celo Sonata (1922)
Violin Sonata (1927)

ピアノ
Jeux d'eau (1901)
Miroirs (1905)
Sonatine (1905)
Gaspard de la Nuit (1908)
Le Tombeau de Couperin (1917)


彼の作品に出会ったのは結構遅くて、大学生の時。当時のピアノの先生がフランスに留学していたこともあって、ドビュッシーやラヴェルをよく教えてくれたのです。昔からドビュッシーは好きだったので、最初は、「似ているから好きだな」程度でしたが、いろいろな曲を弾いたり聞いたりしているうちに、ドビュッシーとはまた違う緻密さと、時折ノスタルジックにさせるメロディーにどんどん惹かれていきました。ネオ・クラシックと言われた時代の彼ですが、その通り、彼の持つメロディーは単純でいながら心に響くものがあります。特にピアノ協奏曲GーMAJORの第2楽章で、冒頭のピアノソロ、またオーボエのソロで歌われるメロディーは聴いてるうちに泣きたくなっちゃいます。

ピアニストとしては、本当に彼の曲を弾くのは難しいと思います。フィンガーテクニックとしての技術面への難しさ(Gaspard de la Nuit, Le tombeau de Couperin の Toccata など)ももちろんありますが、特に私には、あの彼の魅惑的なメロディーたちの音色、彼の透明さを映し出す音色などを醸し出す技術を会得するには大変な研究と練習、自分のイマジネーションが必要だと思うのです。もちろん、これはどんな曲にもいえることなんですが、私にとって、ラヴェルのほとんどの曲が、その音色の透明さ、というかコントロールされた精神上での美を求めてる感じがします。

試聴できるリンク紹介


ここに飛んで、Real playerで一部試聴できます。

Walter Giesekingの弾くJeux d'eau, Pavaneなど

Pierre Boulez指揮、Krystian Zimermanピアノのピアノコンチェルト


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